一般貸切旅客自動車運送事業(貸切バス事業)の法令試験対策講座

目次

貸切バス事業の法令試験について

貸切バス事業(一般貸切旅客自動車運送事業)の新規許可又は更新許可を受ける場合、法人の代表権を有する常勤役員の方は、主たる事務所を管轄する運輸支局へ新規許可申請又は更新許可申請をした後に各地方運輸局が実施する法令試験を受験し、これに合格する必要があります。

新規許可申請の場合、この法令試験に合格しないと審査が先に進まず、再試験でも不合格の場合は、申請が却下されてしまいます。
また、更新許可申請の場合、この法令試験に合格しないと更新許可が認められないため法令試験対策が非常に重要となります。

貸切バス事業の法令試験の概要について

1.試験の受験者
申請者本人(申請人が法人である場合は、代表権を有する常勤役員)

2.試験の実施時期
●新規許可申請の場合:原則として毎月1回の実施
●更新許可申請の場合:原則として申請事業者の許可の有効期間の満了日を含む月に実施

3.出題範囲及び設問形式
(1)出題範囲
(道路運送法関係)
①道路運送法
②道路運送法施行令
③道路運送法施行規則
④旅客自動車運送事業運輸規則
⑤旅客自動車運送事業等報告規則
⑥自動車事故報告規則
⑦一般貸切旅客自動車運送事業標準運送約款
(道路運送車両法関係)
①道路運送車両法
②道路運送車両法施行令
③道路運送車両法施行規則
④道路運送車両の保安基準
(一般旅客自動車運送事業の遂行に必要な法令)
①運送事業者における安全管理の進め方に関するガイドライン
②旅客自動車運送事業運輸規則第47条の7第1項の規定に基づき、旅客自動車運送事業者が公表すべき運送の安全に係る事項(国土交通省告示第1089号)
③自動車運転者の労働時間等の改善のための基準
④輸送の安全を確保するための貸切バス選定・利用ガイドライン
⑤その他一般旅客自動車運送事業の遂行に必要な法令等

(2)設問形式・・・正誤式、語群選択式及び記述式

(3)出題数・・・40問以内

(4)合格基準・・・正解率90%以上

(5)試験時間・・・60分以内

貸切バス事業の法令試験対策について

(1)法令試験対策について

貸切バス事業の法令試験では、一部の書籍等(「自動車六法」「旅客自動車運送事業等通達集」「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」「運輸事業者における安全管理の進め方に関するガイドライン」「旅客自動車運送事業運輸規則第47条の7第1項の規定に基づき、旅客自動車運送事業者が公表すべき輸送の安全に係る事項」)を除き持込みが禁止されています。

そのため、出題範囲から出題が予想される分野を事前によくリサーチしておき、法令試験に持ち込める一部の書籍等からスムーズに情報をピックアップできるように訓練しておく必要があります。

また、40問以内の出題数の割に試験時間が60分以内と限られているため、全ての問題や選択肢についてその都度書籍等で調べることは時間的にかなり厳しいとお考えください。

そのため、事前に法令試験対策用の「テキスト集」「過去問題集」「条文集」(法令試験対策集)を用いて、事前に知識をインプットしておく必要があります。

(2)法令試験対策集の入手方法について

当事務所では、貸切バス事業の許認可申請に係る支援内容の一つとして、貸切バス事業の許認可申請をご依頼いただいた方には、法令試験対策集を無料にて提供しております。

貸切バス事業の法令試験対策支援業務

法令試験対策講座

当事務所では、貸切バス事業の法令試験対策集(「テキスト集」「過去問題集(直近2年分)」「法令集」)を使用したマンツーマンの法令試験対策講座を開催しています。

また、法令試験対策講座をご依頼いただく場合には、通常、下記受講料をお支払いただいております。

●法令試験対策講座(約5時間)・・・33,000円(税込)

※貸切バス事業の「法令試験対策」でお困りの方、「法令試験対策講座」にご興味がある方は、ご気軽にお問い合わせください。

お申し込み方法

法令試験対策をご希望の方は、下記リンク先のフォームからお申し込みください。

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